おとの庭 〜創作曲所蔵庫〜

​作曲者ノート

『大地の詩』ノート

幾つもの時代、この地を形作り、あらゆるものを見つめてきた大地。生きとし生けるものに命を注ぎ、踏みしめられてきた大地が謡う。積もった記憶は私たちに囁く。風のようにここを駆け抜けた先達は、神を崇め、悪魔を恐れることをこの大地から知った。それぞれの祈りが、めぐる季節を越えてここに生まれ、ここに受け継がれた。それが東北の地の民の総べであるのだ。(2005.1.22「みちのく大地の詩」プログラムより)

大地の詩 - 閃雷
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 The Garden of Words
流転織成 - M's Japan Orchestra
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『流転織成』ノート

日本とバリ島。海で繋がる二つの島。何かのルーツを辿るべく、バリ州政府の芸術家と共に作った。バリ音楽は、倍音でなる西洋の音の作りとは違う。それは日本の伝統文化にもある。西洋の音階に慣れすぎた耳で聴くと、ずれているような感じの音。でもその「デスコード(不協和音)」こそが重要で、聴いているうちに頭の中がうねうねして心地よくなる。トランス状態や高揚感を生み出す。両国は確かに繋がっていたのだと、作曲しながら確信した。流れて流され織り成されたのだと。

光のパイプオルガン - マリヴロン楽隊
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『光のパイプオルガン』ノート *宮沢賢治の詩『告別』に寄せて

宮沢賢治は、教師を辞めて百姓になると決意した。学校に残る生徒に書く形で、同時に自身にも語りかける詩『告別』。当時、賢治は、ある一人の生徒に類い希な音楽の才能を見いだしていた。しかし農家生まれの少年が音楽を続けられるのか…愛情と教えが語られる。 冒頭「おまえのバスの三連音が...」、最終行「光でできたパイプオルガンを弾く…」。バスとは少年が弾くオルガンの低音である。透明なエネルギーを吸い込んで、ありのままの音を発してほしいと願う。

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